アンケートをとることは、お客様の理解をする上でとても重要です。
自分では辿りつけなかったお客様のニーズを把握できたり、自分では思ってもみなかった強みがみつかったりします。また、実績・信頼の証明としても使えるので、お客様の声を積極的にとっていくことは、めちゃんこ重要になります。
今回はアンケート回収率を飛躍的にアップするために、明日から取り組める5つのコツをご紹介します。誰でも使えて、効果抜群なので是非参考にしてみて取り入れてください。
- アンケートの効果的な回収方法を学びたい方
- 自分のビジネスの改善点や強みを見つけたい方
- お客様との信頼関係を強化したい方
アンケート回収率を飛躍させる5つのコツ
小さな会社や個人の事業でも実践できるテクニックから本質的な内容まで、今回はアンケート回収率を飛躍的にアップさせるために、以下の5つのコツをご紹介します。
- コツ1:表題・タイトル
- コツ2:記入時間・回収時間
- コツ3:記入者の負担軽減
- コツ4:アンケートの理由
- コツ5:満足度を上げる
表題・タイトル
1つ目は「アンケート」という言葉を使わないということです。
人は「アンケート」という言葉を聞くと、形式的で面倒だと感じることが多いからです。特に、義務感や回答を強制されているという印象を持ちやすく、その結果として回答率が低くなる可能性があります。
アンケートという言葉の代わりに、例えば以下のようなタイトルを利用すると効果的です。
- ご感想募集シート
- お客様のお声を募集しています
- 体験談をお聞かせください
などなど
アンケート!!!!っていつも書いている欄を上記のような表現にしてあげるだけでも十分です。
記入する時間を織り込む
2つ目は、アンケートを記入する時間を織り込むということです。
例えば、セミナーの帰りにアンケートを手渡して書いてもらうのと、セミナーのプログラムの中でアンケートを記入する時間をつくるのでは、回収率に大きな違いが出るのはイメージしやすいですよね。
参加者がアンケートを記入する時間を明確に設けることで、「後でやろう」と思っていたものがその場で完了し、回答を逃すことが減ります。
逆に、帰ってからご自宅でアンケートに回答してもらうのはハードルがすごく高いので、何かしらのインセンティブ(報酬)がなければ難しいわけです。
過度な負担をかけない
3つ目は当たり前ですが、過度な負担をかけないということです。
お客様が支払っているのは「お金」だけではなく「時間」も負担しています。アンケートは当然お客様の負担するお金はありませんが、時間を奪ってしまっているという意識をもつことが重要です。
長すぎるアンケートや、細かすぎる質問を要求すると、参加者は面倒だと感じ、途中で投げ出すことが増えます。(ご経験ありませんか?)
質問項目が多すぎるのもNGです。
アンケート自体に対するモチベーションが下がり結果的に、回答率が低くなるだけでなく、得られるフィードバックの質も下がる可能性があるためです。
負担をかけないコツは以下の通りです。
- 質問を簡潔にする
- どちらとも取れる紛らわしい表現を使わない
- 選択肢を明確にする
- 進行状況を見える化する
- 必須だけにせず「パス」もOKにする
アンケートの理由を伝える
4つ目は理由を伝えるということです。
目的が明確でないままアンケートに答えるのを苦痛ですよね(笑)
「なぜ、このアンケートを記入するのか?」という理由がわからなければ、回答の意義も感じづらくなり、積極的に答えようという気持ちが薄れてしまいます。
アンケートの冒頭に「このアンケートはサービス向上のために活用させていただきます」や「お客様の声を今後の改善に役立てるために必要です」といった目的を簡潔に記載することは有効が、普通に読んでいない場合も多いです
ですので、可能なら口頭でその趣旨を丁寧に伝える方が効果的です。
商品の満足度を上げる
5つ目はそもそもの話ですが、商品・サービスの満足度を上げるということです。
良いサービスを提供して「期待以上の価値」を感じてくれたお客様と、そうでもないお客様ではアンケートを書くモチベーションが違います(笑)
特に僕たちのような小さな会社や個人事業の場合は、お客様との心理的な距離が近いので出来るだけ満足してもらい、「応援したいから書きます!!」と言ってくれるお客様の声を大事にしたいわけです。

この動画のまとめ
いかがでしたか?
今回は、アンケート回収率を飛躍的に向上させるための5つのコツを紹介しました。法人や個人の事業でもすぐに実践できるテクニックから本質的な内容まで、ぜひ取り入れてみてください。
動画ではまた別の解説もしているので、参考にしたい方はぜひどうぞ。