先日、アクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)という読書会に参加してきました。
ちょっと変わった読書会で、以下のような特徴があります。
- 5~10人くらいで1冊の本を分担して読む
- 自分のパートをB5・6枚に要約して纏める
- 第1章から、一人ずつ要約をプレゼンする
- 繋ぎ合わせて1冊まるごと理解する
- その本について対話をし、学びを深める
・・・というものです。
この読書会自体は非常に面白く、ドハマりしてます。また行きます。
その読書会の中で取り上げた『たった1つを変えるだけ クラスも教師も自立する質問づくり』 という本で得た気付きです。
題して、
戦略的なマーケティング思考のために必要な『思考力』の種類について!です。
思考力の分類:低次の思考力と高次の思考力とは
本の内容としては、『質問づくり』が主題なのですが、そこではなく「思考力の分類」という話が出てきており、僕はそっちに興味を惹かれました。
ちっとも知らなかったのですが、思考力というを分類すると、以下のように分けることができるそうです。(もっとあるのかな?・・・知らんけど)
- 暗記
- 理解
- 応用
- 分析
- 評価
- 創造
でもって、更に、それぞれ下記のように分類されているそうです。
低次の思考力
「暗記」 「理解」 「応用」
高次の思考力
「分析」 「評価」 「創造」
なかなか面白いですね。
でも、そこまでガッツリ興味があるわけじゃないので、気になる方は専門家の記事をググってください。
ちなみに「思考」系の記事では頭の整理に役立つ、思考の「上・下・外・内」の方向性とは?という記事が、高次の思考力の4つの方向性・使い方に言及してる記事ですので、なんかの間違いで興味があれば勝手にどうぞ~
学校教育は「低次の思考力」ばかり
僕が面白いなーって思ったのは、昔ながらの学校教育で扱っているのって、低次の思考ばっかりなんですよね。思い起こせば、ほとんどの科目を暗記で乗り切っていたような気が・・・笑
最近は、教育体系も少し変わってきたようで、だんだん高次の思考についても、やってきているそうです。
学校の勉強は全然ダメだけど、な~んか妙に頭のキレるというか、賢いというか、そんな友達っていませんでしたか?
なんか、そういうのを思い出しました(笑)
マーケティング思考に必要なのは?
んで、本題はここ。
- 理念やミッションは何か?
- お客様のニーズは?
- どう伝えれば刺さる?
・・・みたいに自分や、自社を振り返り、戦略として整え実行していくときの頭の使い方って、ほとんど高次の思考力なんです。
企業研修や自主開催のセミナーをよくやってますが、こうしたワークショップなどを行った時に・・・
- 頭が疲れた
- こんなに考えたことがない
- 疲れて眠くなった
- 脳から汗が出た
・・・みたいに考え慣れていないことを、皆さん口にされてます。
論理思考では抜きん出ていそうな方でも、終わるころにはヘトヘトになってたりします。
それは、きっとそういう思考の使い方をする教育を受けてきてなかったからなんでしょう。(ごめんなさい、別にディスってる訳じゃないです)
まとめ
別にオチがあったり、役に立つ情報をお届けるするでもないのですが、自分の中で繋がった気がして記事にしてみました。
という訳で皆さん、学校の勉強が出来なかった、面白くなかった!なんて嘆く必要はありません。
社会に出たら、別の思考力が役に立つから、そっちで頑張りましょう!・・・という誰トク記事でしたー。
では、また次回!