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マーケティング基礎力クイズ【問2】マーケティング活動のメリットで正しいものは?

マーケティングクイズ
マーケティングクイズ
Qちゃん
Qちゃん

Qちゃんです!
このシリーズではクイズ形式で、個人・中小企業の『マーケティングの基礎的な考え方・・・』を分かりやすく、楽しく学べるように出題します(^^)

BUTAくん
BUTAくん

Qちゃん、よろしくやで~(̂•͈Ꙫ•͈⑅)̂୭
今回も難しいコトバとか、理論とかナシで頼むで。せやけど、【問1】は簡単すぎたし、もっと難しい問題カモ~~ン♬やで。

問 題

戦略的に実施されるマーケティング活動にはメリットがいっぱいです。今回は、具体的にどんなメリットがあるのか?知ってもらえるように、問題にしてみました!挑戦すると、やる気出るかも!!?

Qちゃん
Qちゃん

そんな訳で、2問目の問題です。
次の①~③の活動のうち、僕たち個人・中小企業が戦略的にマーケティング活動を行うことで得られるメリットはどれでしょう?

① 自分と合わないお客様が自然と減る
② 価格競争から抜けて適正価格で売れる
③ 日常業務がデジタル化してラクちんになる

以下のA~Eの中から、正しいものを1つ選んでください。

  • A  ① と ②のメリットがある
  • B  ① と ③のメリットがある
  • C  ② と ③のメリットがある
  • D  すべてのメリットがある
  • E  な~んのメリットもない

 

「正解」は、この下です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正 解

マーケティング基礎力クイズ①小さなビジネスのマーケティングとは?

① と ②のメリットがある

解 説

BUTAくん
BUTAくん

むき~~~~!!!いきなしムズいわ~~!!!
選択肢がムズイねん!なんか全部それっぽいから、「D すべて」 やと思うやんか!! 

・・・みたいな人も
いたかもしれませんが、正解できたでしょうか?

じゃあ、読むだけでマーケ基礎力がグングン伸びる(・・・かもしれない)解説コーナー開始していきましょう!

① 自分と合わない・・・・お客様が自然と減る

コレはいきなり「迷い所」だったかもですね。

お客様は「多ければ多いほど良い」という訳じゃありません。お客様を増やすと単純に商品・サービスを提供する為の業務も煩雑になるし、自分の強みが活きないお客様が来ると 無用なトラブル・クレームの元にもなります。

小さな商売では、ある意味「誰をお客様にするか」が一番大事なので、①のメリットは戦略的にマーケティング活動していくなかで得られるメリット(効果)の1つです。合わないお客様が自然と減って、逆に合うお客様が増えます。

Qちゃん
Qちゃん

例えば、ペット同伴OKの喫茶店があるとして、それを喜んでくれるお客さんもいれば、そうじゃないお客さんもいるよね。もしかしたら、喫茶店にペット同伴なんて常識がないのか!!って怒りだすお客さんもいるかもしれない。

BUTAくん
BUTAくん

あ~、ありそう。 ウチはこんなお店やから、それでも良いお客さんはどうぞ。合わないお客さんは別のお店へどうぞ・・・ってことやな?

Qちゃん
Qちゃん

そうそう!誰でもOKとするんじゃなくて、そんな風に合わないお客さんを遠ざけていくことが大事だね。特に小さな商売の場合はね!

② 価格競争から抜けて適正価格で売れる

これも得られるメリットとして、正解です。

そもそも、安売り・値引き合戦の「価格競争」になるということは、差別化できていないということです。「同じ商品なら安く買いたい」というのが人情ですよね。

そして、純粋な価格勝負になると、安く仕入れて、大きな販売網で、大量に販売できる市場の強者には敵いません。 「量」では勝ちにくいので、「質」で勝負するのが小さな商売の基本的な戦い方です。

 

商品・サービスの質を上げて「価値」を大きくすることで、 「価格の安さ」ではなく「価値の高さ」で選んでもらえるようになります。

Qちゃん
Qちゃん

今回の出題では、『戦略的に・・・・マーケティング活動をするメリット』としましたが、まさにこの「戦略的に」に掛かってくるのが、価格競争を抜け出すためのポイントです。

ちなみに、市場の強者と真っ向勝負を避けて「戦わずに勝つ」考え方については、ランチェスターだけじゃない!戦わずに勝つ弱者の戦略を図解・事例で分かりやすく解説という記事で図解&事例で分かりやすく解説しているのでオススメです。

③ 日常業務がデジタル化してラクになる

最後の解説です。これが誤りでした。

昨今は、マーケティングといえば「Webマーケティング」「デジタルマーケティング」全盛期です。「マーケティング・オートメーション(MA)」なんて言葉もあるので、なんかコレありそうな気がした人もいるかもしれません。マジ、ごめんあそばせ。

Qちゃん
Qちゃん

デジタルツール使っても使わなくても戦略的にマーケティングは出来ますし、逆にデジタルツールを使ったから戦略的にマーケティング出来てるかと言えば、それはNOです。

BUTAくん
BUTAくん

おぉお~、なるほどやでぇ。
あ、てことは・・・デジタルツールなんて使わなくてOKってこと?ボク、横文字とか難しいのとか嫌いやしデジタルってなんか嫌いやねん 

Qちゃん
Qちゃん

使わなくてOK・・・というのは微妙に違ってて、市場のお客さんが使ってるなら、やっぱり使った方がいいよね。でも、「絶対使わなきゃダメ」と言われれば、手段の1つなので誤りだね。

デジタルツールとは、簡単に言うと、パソコン、電子機器、インターネット、アプリケーションとかそういうやつです。メルマガやらLINEやら、Web広告やら、営業支援ツールやら、そういう系をイメージしてもらえばOKです。

まとめると・・・

① 自分と合わないお客様が自然と減る
➝ 正
② 価格競争から抜けて適正価格で売れる
➝ 正
③ 日常業務がデジタル化してラクちんになる
➝ 誤

ちなみに都合上、メリットは絞りましたが、個人・中小企業が戦略的にマーケティング活動をするメリットはしこたまあります。7つにまとめて詳しく解説した記事があるので、良かったら中小企業や個人事業が戦略的にマーケティング活動をする7つのメリットも併せてどうぞ。

 

間違えガチですが、「デジタルツールを使うこと=戦略的なマーケティング」ではありません。
昨今は、「ツールありき」で考えてしまい、ツールに引っ張られてしまいガチですが、目的に応じた適切な手段としてデジタルツールをご活用ください。

Qちゃん
Qちゃん

2問目にしては、少~しだけ難しかったかもです。まだまだ出題していくので、引き続き楽しんで頂けてたら幸いです。ほんでは、また!

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