人によって定義や解釈の異なるマーケティングの定義。偉い人や権威ある機関はマーケティングをどのように定義しているのか?
このシリーズではそれぞれ比較しながら、マーケティングの本質に迫っていきます。
第6弾では『ドリルを売るには穴を売れ』をはじめ分かりやすく実戦的なマーケティング理論の解説書をたくさん出版されている佐藤義典氏の定義です。僕も大ファンで出版する際には、佐藤先生にも大変お世話になりました。
以下のような方におすすめです。
- 佐藤義典氏の本が気になっている
- マーケティングの定義をちゃんと知りたい
- しっくり来るマーケティング定義を探している
他の定義もまとめて読みたい人はコチラをどうぞ
これまでの偉い人や権威ある機関のマーケティング定義
これまで個別に解説した記事はこちら

別に知らなくても1ミリも困りませんが、勉強したい方はどうぞ。
ただし、僕の独自の解釈も入っているので、なんかの試験勉強とかで使う場合は自己責任でお願いします(笑)
佐藤義典氏のマーケティング定義

佐藤義典氏のマーケティング定義は、非常にシンプルで本質的ですね。
言及していることは2つ。
①お客様に価値を提供して
②お金をいただくこと
それぞれ、確認しておきましょう!
①お客様に価値を提供して
1つ目。
お客様にとっての価値(うれしさ)を提供すること。
これはお客様視点がなければできませんので、それを謡っています。
ただし、お客様視点をもつだけではもちろん意味がなく、価値を提供するためには商品を作り、価格を決め、お客様との接点において、情報を発信し価値を伝えるということが重要になってきます。
お客様が価値を感じる「お客様にとっての価値」を中心に考えた結果、価値を受け取っていただけるわけです。
②お金をいただくこと
2つ目。
マーケティングの命題は「売り上げをアップさせる」こと。
価値を提供したあとは対価(ここではお金)をいただくことがゴールであり目的ですね。最終的にはマーケティングの役割は売り上げを上げること!と言い切っておられます。
もちろん、それ以外にも使えますし、そういった旨の書籍も出されていますが第一義はやはり、売上を上げること!儲けること!と言う意味ですね。
おすすめ書籍!ドリルを売るには穴を売れ!
常に「お客様にとっての価値」を中心に経営を行うことを説かれており、書籍も大変分かりやすく、腑に落ちるものばかりです。
マーケティングの入門書としても最高の一冊だと個人的には思っています。【図解】ドリルを売るには穴を売れの要約!最高のマーケティング入門書という記事で解説もしているので、良かったらどうぞ。
本で読みたい方はこちら
僕が出版した本も含めて、マーケティング入門書は数多くありますが、ストーリー形式で、難しい言葉なく、マーケティングの本質と全体像がストレスなく分かる最高の入門書です。
ご興味があれば、書籍も是非読まれてください。